ゴーグルの取り扱い方法

ゴーグルの使い方あっていますか?

ゴーグルが曇る。嫌ですよね。
でも、ちょっとしたことを気をつければ曇りは防げます。
何気なくしている行為が曇りの原因になっていることも!?
ゴーグルのNG行為をまとめましたので、これを読んで、よりスノーボードを楽しんでください!

レンズをさわる!こする!ゴシゴシ拭く!

レンズをさわる!こする!ゴシゴシ拭く!

皆様、けっこうしていませんか?
ウェアや洋服の袖でレンズを拭いていませんか?
レンズを爪でこすってる方もちらほら見ますが、絶対にしてはいけません!
目の粗いもので拭いてしまうと、レンズに傷が付いてしまいます。
この傷が原因で曇ってしまったり、傷が視界の邪魔になることもしばしば。

レンズには、
・レンズの内側→曇り止め加工
・レンズの外側→ミラー加工

をそれぞれを施しているので、こすってしまうと効果がおちたり、ミラーが剥がれてしまうことも。
レンズを拭くときは目の細かくて柔らかいクロスや、付属品ではいっていることもある巾着袋で拭くようにしましょう。
この時、力を入れてゴシゴシこすったりせず、水分を吸い取るようにやさしく拭いてあげてくださいね。

これを使って拭かないでアイテム
→ティッシュ・グローブ・服・ウェア・タオル・指
(ほぼ確定で傷がはいります。)

顔にあっていないゴーグルをしている!

顔にあっていないゴーグルをしている!

見た目でゴーグルを選ぶ方もたくさんいますが、自分の顔にあったゴーグルを選んでくださいね!
ゴーグルの選び方のおさらいです。

①試着する
目に当てるだけでなく、しっかりバンドもつけて試着

②鼻とゴーグルに隙間があいているものはNG!
顔とゴーグルの形があっていないので別のものを選ぶほうがベター

簡単にはこの2点です!
鼻に隙間があいていると、滑走中に風が入ってきたり、こけた時に雪が侵入してしまうこともあります。

やたらと小さいゴーグルをしている!

やたらと小さいゴーグルをしている!

小顔効果をねらっているのか、やたらと小さいゴーグルをしている方を見かけます。
実はゴーグルは大きいほうが曇りにくいのです。
例えば10人で鍋パーティーをします。

①10帖の部屋で鍋
②20帖の部屋で鍋

さて、どちらの部屋の窓のほうがはやく曇りますか。
正解は①ですよね。

ゴーグルも同じで、容量がおおきいほど貯め込める空気の量が多くなるので小さいサイズのゴーグルよりも大きいサイズのほうが曇りにくいのです。

ゴーグルをおでこに置く・首から下げる!

ゴーグルをおでこに置く・首から下げる!

心当たりありませんか?
ゲレンデでめちゃくちゃよく見かけます。
ではなぜNG行為なのでしょう。

・おでこに置く
頭や顔の熱がゴーグルに伝わってしまい、湿った空気がこもってしまうので曇ります。

・首から下げる
ネックレスのように下げていますが、これも体温や呼気が伝わってしまい曇ります。

ゴーグル内に湿った空気がこもるとレンズは曇ります。
このことに気をつけるだけでも曇りを防ぐことができます。

ネックウォーマーや分厚いマスクを鼻まであげている

ネックウォーマーや分厚いマスクを鼻まであげている

ネックウォーマーなどを鼻まであげたり、ゴーグルで挟んだりしていませんか?
防寒にはネックウォーマやマスクは必需品です。
でも使い方を誤るとゴーグルが曇ってしまう原因になります。
鼻まであげたネックウォーマーや、マスクをゴーグルで挟むと鼻息と呼気がゴーグルに伝わり、曇ります。
滑る時だけ挟むようにして、リフトやゴンドラでは口元まで下げるようにしましょう。

濡れたまま放置!

濡れたまま放置!

滑り終わった後、どのように保管していますか?
まさか、濡れたまま保管していませんか?これはやってはいけません。
滑走後のゴーグルは必ず濡れています。
濡れたまま保管すると、次に使用するとき曇りやすくなったり、ゴーグルの劣化が早まる原因にもなりかねません。
洋服はぬれたままタンスに入れませんよね。ゴーグルも同じです。
滑走後は、
①目の細かい布(レンズクロス等)でやさしく水分を吸い取る
②しっかり自然乾燥する
③完全に乾いたらハードケースに入れて保管


これをするだけでもゴーグルは長持ちします。

ストーブの前や、ドライヤーを使って乾かす!

ストーブの前や、ドライヤーを使って乾かす!

ゴーグル内に雪が入ってしまったり、使用状況や、天候によって曇る場合もあります。
曇ってしまった時や休憩時によくストーブの前にゴーグルをおいている方がいますが、これはレンズにとっては大ダメージになります。
熱風やストーブの熱をあてると、レンズが変形してしまう恐れがあります。
曇った場合の対処法は、
・よく乾かす
レンズが簡単にはずせるゴーグルは、外して乾かす(このほうが早く乾くため)
これしかありません。

一度曇ってしまったレンズは、なかなか復活しません。
予備のゴーグルやレンズを持っていくのが安心です。
またレンズは急激な温度変化にも弱いので寒いところから温かいところにいくと、曇ってしまうこともあります。
ウェアのジャケットにはゴーグルポケットがついているものもあるので、この時はウェア内で少しゴーグルを温めてから、滑りだす時に装着するのが良いでしょう。

ボッロボロのゴーグルをまだつけている!

ボッロボロのゴーグルをまだつけている!

ゴーグル上部のスポンジや、フェイスフォームがボロボロのゴーグルを付けている方、たまにいらっしゃいます。
ダイレクトに雪がはいってくるので、一刻も早く新しいゴーグルを購入をおすすめします。
スポンジだけでなく、のびのびのベルト、傷だらけのレンズいいところがありません。

席取りのアイテム!

席取りのアイテム!

週末のゲレンデは、レストランも混んでいます。
お席確保のアイテムになりがちなゴーグルですが、高価なゴーグルは盗難にあうこともあります。

肌身離さず、持っておくことをおすすめします。

ゴーグルをしない!

ゴーグルをしない!

ゴーグルはしてください。
初心者の方にとっては邪魔なアイテムかもしれません。
しかし!ゲレンデの紫外線はすごいです。

山の上+雪はレフ板効果+時期によっては花粉もすごい=目に悪い。

紫外線から目を守るアイテムであり、自分に合ったゴーグルは裸眼でみるより雪面がみやすいです。
絶対にゴーグルはしてください!
ゴーグルをしないのは、ダサいです...

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